どうやら

また、我が家の事情が変わりそうです。
と言うか、うーん。

新しい家族が増えます。

新しいにゃんこがやってきます。
と言っても、子猫じゃないです。
むしろ、もうおばあちゃん猫です。
つい、２時間ほど前に飼い主のおじいちゃんがお亡くなりになりまして

一人ぼっちになっちゃったにゃんこを引き取ることに。

うちのお母さんは
世に言う民生委員と言う
平たく言えば「世話好きおばさん」みたいなことしてるんですが。
その地域のおじいちゃんでね。
まぁ、家も歩いて数十秒だし。
救急車で運ばれる時は、まだ元気だったそうですが
急変したようで。
その救急車で運ばれる前に、うちのおかんが

「チコ（猫）ちゃんは、うちでちゃんと面倒見るからはよ行き」

と約束したらしいんです。
今までも、入院とかで何度かご飯あげに行ったり
世話はしてたんですけどね。

単なる約束が、遺言になったわけですが。

まぁ、あれです。
我が家も、すでに大所帯。
しかも、わんこは来月で１４歳で
リンパ腫になってるので、正直、色々病院代かかったりしてますが。
かと言って、このわんこ以上に高齢のにゃんこを
愛護団体に預けるもの可愛そうで。

そりゃ、大切にはしてもらえると思いますよ。

でもね、可愛そうな動物達は
そこにはたくさんいて、そういうお世話しなきゃいけない子達は山ほどです。
それに、猫小屋で言ったら、大部屋生活。
集団生活ですよ。

おじいちゃん１人と１匹で過ごしてきたにゃんこには辛いかもです。

それに、暖かいお布団だって
暖かく抱っこしてくれる腕だって膝だってもうないです。
もう少し、にゃんこが若ければ
猫の好きな人に譲ってもいいんですが
正直、１５，６の猫です。老い先短いです。
病気もするだろうし、お金もかかるし、面倒もかかる。

と言うような理由で我が家に来ることになりました。

まだ、何も知らずに一人おうちでおじいちゃんの帰りを待ってると思いますが。
うちのにゃんこやわんこと仲良くなってくれたらいいけど。
前、一度うちに連れてきた時、フーフー言ってたし。
けど、もう、帰るおうちもなくなったので。

お母さんが、家に行くと、フタを開けると炊飯器に炊き立てのご飯が出来上がってたようです。

なんだかなー。
それを想像すると
「死ぬってそういうこと」
「生きてるってそういうこと」
なんだなぁ。と思いました。
私は口下手なんで、うまく言えませんし、かっこいい言葉も思いつかないけど。

生きてるって言うのは暖かくて、死ぬって言うのはなんだか抜け殻みたい。

そこにあったはずのものが突然なくなる。
生きてる間にした、ほこほこ暖かいものが確かにそこにあるのに
それが突然、それだけ残って、抜け殻みたいに。

当たり前なんだけど、考えるととても不思議な現象で。

まぁ、今、「おくりびと」と言う映画も流行ってますが。
あまりあぁいうの見ようとは思いませんけどね。
グレンラガンは見に行きたいけどｖ

明日帰ってきたら、我が家はちょっと騒がしそうです。